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低価格イヤホンをいくつか聴き比べてみた

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今回は低価格帯にあるイヤホンからいくつかを選んで聴き比べた話です。今回使用したイヤホンはアップル「EarPods」、Creative「HS-660i2」、Sony「MDR-EX150IP」、パナソニック「RP-HJE150-K」です。

基準はアップル製「EarPods」ですが、これはインナーイヤー式で他のカナル型と比較としては良くないです。しかし、iPhoneに標準としてついているので基準にします。使用機材はiPhone 6sに直接挿してイコライザはオフにして聴き比べします。

イヤホン比較

この4種類から比較します。以下に表をまとめました。

メーカー アップル Creative Sony パナソニック
機種 EarPods HS-660i2 MDR-EX150IP RP-HJE150-K
音の傾向 フラット ドンシャリ 中音控えめ ほぼフラット
コードの太さ 太い 細い 細い 細い
コードの硬さ 硬い 硬い 柔らかい 柔らかい
端子形状 ストレート ストレート L字 ストレート
イヤーピース ナシ 3種類 4種類 3種類
リモコン 有(右) 有(右) 有(左) ナシ
コンプラ ナシ T500 T200 T200
値段 3200円 2300円 2300円 800円
音質順位 4 2 1 3
総合順位 2 3 1 4

Apple「EarPods」を基準として比較します。イヤホンで気になる音は500Hzから1kHzあたりまでのところの中音、ここが素直に出力されてしまうといわゆる解像度感というのが感じられず低音部分が篭ったように聞こえてしまいます。パナソニック「RP-HJE150-K」はアップル「EarPods」に似たような傾向ですが、中音はやや控えめ、Creative「HS-660i2」とSony「MDR-EX150IP」は中音は控えめで高音低音が強調されたように聞こえます。特にCreative「HS-660i2」はその傾向が強く高音部分がハッキリと強調されています。音質は順位をつけてみましたが、イコライザを使えばカバーできる範囲なのであまり当てにするべきではないでしょう。
イヤーピースはパナソニック「RP-HJE150-K」が3種類とも小さめで遮音性を意識したような作りになっていないです。Creative「HS-660i2」とSony「MDR-EX150IP」はサイズが豊富で耳にピッタリおさまって遮音性もあります。

リモコンはアリかナシかどっちがいいか

日中の使用であればリモコンありが便利です。寝る時は寝返りの時に頭でリモコンを押してしまって不快になる時があります。特にCreative「HS-660i2」は押しやすいリモコンなのであまり寝るときに使えません。Sony「MDR-EX150IP」だけ左側なので最初は間違えるでしょう。リモコンがあると左右どっちが正しいのか掛け違えることがすくなくなります。リモコン操作はどれも同じでした。寝るときであれば音量ボタンのないリモコンのほうが小さく邪魔にならないかもしれません。

コードはL字かストレートかどっちがいいか

ストレートケーブルの方がL字とくらべ邪魔にならないのでおすすめです。充電コードを使用しながらの場合など干渉せずに邪魔になりません。L字の場合コードの向きがあるので煩わしくなります。

価格の割に良いとは本当なのか?

この低価格帯では酷いイヤホンがあるようには感じませんでした。アップル「EarPods」以前の古いiPhoneのイヤホンは低音が出ずこれと比べるとずいぶんと音質はよく、旧世代のイヤホンと比べると値段の割に良くなっています。(間違いなく)もし、この中で価格の割に良いとするのであればパナソニック「RP-HJE150-K」はとてもいい音質でしょう。

寝るときにおすすめのイヤホン

寝るときにおすすめのイヤホンはなるべく小さく、耳に当たる側の形状が丸いイヤホンであると横になった時、痛くなりません。寝返りをうつときなどサイズが大きければ耳に圧迫感が出てきてあまり適していないといえるでしょう。Sony「MDR-EX150IP」は十分小型で不快感がありません。パナソニック「RP-HJE150-K」は小型なのですがイヤホン側のコードを保護する部分がプラスチックで耳が痛くなるかもしれません。Creative「HS-660i2」はこの中でイヤホンサイズが最も小型ですが、リモコンが大きく寝返りで反応してしまうので、リモコンなしモデルのほうがおすすめです。

コンプライはつけたほうがいいのか

コンプライに音質向上には寄与しません。長時間つけていても耳の穴が痛くならないので寝るときやゲームするときなど、遮音性も上がり快適につけていられます。コンプライは球体形状のTsシリーズの方が寝っ転がったときに耳の穴を塞いで音量が取れなくなってしまうということがないのでおすすめです。サイズで悩むのであれば大きめでも熱で柔らかくなるので圧迫感はあまりないと思います。色は黒がいいです。グレーだと3ヶ月位すると黄ばんできて目に見えてひどい色になります。

シェア掛けはできるのか

Creative「HS-660i2」であれば、軸がそれほどずれていないので左右逆にしなくてもシェア掛けできます。それ以外は耳にフィットするように軸がずれているので左右逆にすることでシェア掛けできます。

おすすめのイコライザ

今回はイコライザなしで比較しましたがあったほうがより好みの音に近づくので使ったほうがいいと思います。おすすめのイコライザは「Latin」か「R&B」です。これを使うと中音部分が控えめになって篭った不快感が軽減されます。「Latin」の場合は無理に低音部分を強調しているわけではないのでほとんどのイヤホンで音割れがなくおすすめです。「R&B」は強く低音を強調するので曲によっては音割れを起こす可能性があります。今回試しに聞いた曲ではどのイヤホンも音割れはしていませんでした。Creative「HS-660i2」に限って言えば「Treble Booster」のほうがいいかもしれません。(低音がめちゃくちゃキツイ)

おすすめのイヤホン

私のおすすめはSony「MDR-EX150IP」です。Creative「HS-660i2」は寝る時にリモコンが邪魔になったのでナシのモデルだと評価が変わっていたでしょう。

最後に

本当はPCで比較しようと思っていたのですが、ちょっと距離が遠くて難しいです。今回はイコライザなしで環境に左右されないような比較をしたのでこれはこれでよかったように思えます。今年の2月までは「Apple In-Ear Headphones with Remote and Mic」の旧モデルが現役で比較できたのですがリモコン部分で断線してお亡くなりになりました。(すまん)
今はBluetoothイヤホンのほうが価格の割に良かったり悪かったりして比較するのは面白いでしょう。