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Acerのノートパソコンを分解してCPUのグリスを塗り替えた話

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今回はAcerのノートパソコンを分解してCPUのグリスを塗り替えた話です。

はじめに

これはVAIOを修理した同じ日に気が変わったので修理しました。分解はものすごく難しいです。途中で分解したことを後悔しました。掃除したことでアイドル中は無音になったのでやってよかったです。

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分解

機種はAcer Aspire 3820シリーズの「Aspire 3820-A52C」というモデルです。今はもうないWiMAX搭載モデルです。7年前に買ったモデルです。メモリを除いて全て外します。ここはネジを外しました。ヒンジ部分にも小さいネジがあります。メモリは外す必要はありません。

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無線部分です。もちろん外します。ネジもあります。

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コードがわからなくならないように現状を写真にとっておくべきでしょう。

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キーボード側に戻ります。上4箇所のツメを奥に押し込んでキーボードを外します。

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横にも1箇所ありますがこれは押し込めないので上4箇所を外したらあとはチカラで引っ張り上げます。

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キーボードは配線されているので、コードの横の黒い部分2箇所を同時に引き下げて外れるようにします。

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薄く織り込まれているので負荷がかからないようにそこそこ慎重にします。

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写真を撮っていないのでここで説明します。ネジとここで見えている配線をすべて外しておきます。黄色い上の方のテープされた配線は取る必要はありません。それ以外はすべて外します。

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取り外すとこのように大量のネジが出てきます。同じ場所に戻せるようにしたほうがいいでしょう。元はHDDだったモデルですが当然SSDに交換しています。メモリも増設しています。

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後は、中国製のツールキットをパーツの間に押し込んで裏にあるツメをパチパチと外していきます。マイナスドライバーは絶対にやめたほうがいいでしょう。基盤が傷ついてしまうと直すどころか壊れてしまいます。

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バッテリー側に6箇所ツメがあります。押し込んで外してキーボード側に戻ると、キーボード側が外れます。

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ということで、キーボード側の天板がはずれました。右上の方にあった黄色いテープの部分とCPUクーラーの配線を除いて配線を外しておかないと分離できません。

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裏側です。まだまだ分解は続きます。サービスセンターに掃除を依頼したら5万円は取れる代物でしょう。

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マザーボードを囲っている白黒の配線はアンテナです。取り外していきます。

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画面側にマザーボードを置くので傷つけないようにA4の紙を敷きました。アンテナ線が邪魔しています。配線はどかしてください。

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ネジ3箇所を取ってやるとCPUクーラーは分離できます。もちろんグリスはカチカチです。ファンはあまり汚れていません。紙の破片を吸っていました。

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グリスクリーナーとグリスの出番です。好きなグリスを塗ってください。

アイネックス グリスクリーナー IPA-CLN2

アイネックス グリスクリーナー IPA-CLN2

アイネックス ナノダイヤモンドグリス JP-DX1

アイネックス ナノダイヤモンドグリス JP-DX1

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CPUにはチップコンデンサがついているので気をつけましょう。過去にメモリのチップコンデンサが取れて修理になった経験があります。

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掃除した後です。CPUは「i5 460M」だそうです。その気になれば交換もできます。

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今回は2箇所にグリスを塗って終わりです。グリスは伸ばさずに米粒2個分ほどで多めにつければいいです。CPUの基盤に段差があるので少々多めにつけてもマザーボードに垂れることはないです。後は分解した手順を逆にたどっていけば完成です。

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グリス交換前と後の温度比較

CPUファンの回転数は取得できないので私の耳を頼るしか無いのですが、グリス交換後はアイドル中は無音になります。今までは中速程度で回転していました。劇的な変化です。アイドル、ベンチマーク中の温度が約10度下がりました。

アイドル(度) シネベンチ(度)
掃除前 55 84
掃除後 43 74

さいごに

このAcreの機種の分解はかなり難しかったです。VAIOやHPの場合が簡単だったのでこのパソコンも簡単だと思って蓋を開けたらひどい目にあいました。グリスを塗り替えたらかなりよくなったのでやった価値はありました。