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TPFanControl (TPFC)でThinkPadのファンを静音にする話

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TPFanControl (TPFC)でLenovo ThinkPad E585のファンを静音にする話です。E585のレビューでは長すぎるのでこちらに短くまとめます。

はじめに

Lenovo ThinkPad E585 のファンをコントロールするために調べていた際にTPFCを見つけました。ほとんどのThinkPadで使えるようです。

popupmlv.hatenablog.com

TPFanControl でファンの静音化

E585はハードウェアの出来はかなりいいのでケチのつけようがないです。なによりファンコンが使えるからです。TPFCはここからダウンロードしてください。2015年に開発が終了していますが、E585では使えます。「tpfc_v062.zip」を使うことにしました。

https://www.staff.uni-marburg.de/~schmitzr/tpfc.html

設定はここのサイトがおすすめです。

TPFanControl richtig einrichten – ThinkPad-Wiki

インストールが完了すると縦長の設定画面が表示されます。

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タスクトレイアイコンも追加されます。

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iniを編集することで設定を変更できます。変更した項目はこのくらいです。

Hotkeys=0
SlimDialog=0
ProcessPriority=4
StartMinimized=1
SecWinUptime=120
SecStartDelay=60

SlimDialog=0にすることで横長の設定画面になります。BIOSを選択すると標準のファン設定になります。Manualは手動でファン設定をします。0はアイドル状態で7が最大です。64は緊急モードになります。

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Smart設定はiniのSmart Modeの設定を使います。BIOS標準のファンコンでは45度を超えるとファンが一定時間回ります。Smart設定では65度になるまでファンが回りません。また60度を下回った時点ですぐにファンが止まります。Ryzen 2500Uはアイドル時の発熱は50度前後なのでBIOS標準の設定で電源をさしている場合は少しの作業でよくファンが回るでしょう。今回は「Level=90 64」を「Level=85 64」に変更したものを使いました。

// Smart Mode 1
Level=60 0
Level=65 1
Level=75 3
Level=80 7
Level=85 64

設定を変えてからはブラウザを使用したりなど日常作業ではほとんど回らなくなりました。

ベンチマーク(TPFC)

電源オプションは冷却ポリシーをパッシブ設定にしておきます。私の好みです。

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CPUの温度が95度を超えた瞬間に休止状態になります。TPFCで設定したファンコンがキチンと動作するか確認するためにシネベンチを使いました。ちょっとCPUスコアが振るわないように見えるのは冷却ポリシーをパッシブ設定にしているからでしょう。

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ノイズテスト

ノートパソコンと言ったら買って起動するまでファンがうるさいか静かそう言ったことはデータわかりません。このノートパソコンThinkPad E585はTPFCを導入すれば間違いなく静かです。SSDモデルは私のMBA13より静かで排気口に耳を擦り付けても無音です。

測定環境はこんな感じです。

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  • アイドル時

Macbook Airの場合はしずかにまわり続けているのですが、E585ではどうやらアイドル時はファンが停止しているように聞こえます。作業時のファンの回転数に上がるときにスピン音が聞こえるためそう感じるのですが分解して確認したわけではないので確証は持てません。

  • 作業時

これはBIOS標準のファンが回りだす閾値が45-48度あたりなのですぐに到達するでしょう。

最初はファンが止まっています。途中からファンが回りだす音が聞こえ回転数が徐々に上がっていきます。動画を短くしているのですが、この後も数分はファンが止まりません。

さいごに

TPFanControlのことをE585のレビューから抜き出してまとめました。

ファンコンが使えない場合、電源オプションをレジストリから「パフォーマンスコア保留の最小コア数」の項目を追加して設定することでアイドル時のコア数を制限することができます。コア数が減るとCPUの周波数が上昇するので意味はないでしょう。詳細は下記の記事をみると設定できます。windows 8.1となっていますが同じ項目がwindows10にもあります。

ascii.jp