Equalizer APOとMJUC jr.を導入してみた話です。Equalizer APOの解説というよりRealtekと問題解決がメインになります。
Equalizer APO
ざっくり導入からコケた話をするとRealtek Audioは少しだけ手間を掛けないと適応されません。Troubleshooting optionsにチェックを入れてexperimentalを選択して閉じます。
PCで音がなっていると緑のゲージが表示されているのでこれが出ていなければ問題があります。Sound Blaster Zでは実はこれが出ていなくてもPCに入力された音を聞くことができました。サウンドカード内でバイパスすることができたのでしょう。
HDMIセレクターから出力したステレオ音声をPCのライン入力に接続したのですが音が出ませんでした。これはWindows10からプライバシーがうるさくなったためです。
上記の「このデバイスを聴く」にチェックを入れた状態でスピーカーから音が出ていないのであればスピーカーが既定のデバイスとして選択されているか確認する必要があります。
それでも音が出ない場合はプライバシータブからマイクが許可されているか見る必要があります。
このデバイスのマイクへのアクセスを許可するの「変更」ボタンからオンにします。
ここまでしたらハードウェアに問題がなければ音が出ているはずです。ボリュームレベルが音を出している表示になっています。
ここまですることになったのは音声分離付きHDMIセレクターから音が出ていなくて困ったからです。今回はラテン系の設定にしてみます。いわゆるドンシャリ。500Hzから2kHz帯はこもった音の原因になるのでここを下げるだけで全く変わってきます。iTunes標準のラテンを参考にします。
話は変わりますがSound Blaster Zのイコライザもだいたい似たようなものとなっています。Sound Blasterは他の項目でも更にドンシャリ傾向になる設定になっているのでイコライザでは控えめにしています。
ということでそうした設定にしました。低音部分を持ち上げていないのはスピーカーに引き出せるだけのチカラがないためです。
ラウドネス調整のためにMJUC jr.を導入します。設定はこんな感じ。
https://klanghelm.com/contents/products/MJUCjr/MJUCjr.php
ハイパスフィルターを使っているのはMJUC jr.を使うと低音部分が持ち上がりすぎて真っ赤になるからです。32Hz以下をカットすることで避けることができます。ウーファーがあれば出せますがCompanion20では出せません。ということで設定は終わりです。Bluetoothイヤホンにもイコライザを適用することができて便利です。Sound Blasterと似た傾向の音が出せるようになったのと、音声分離付きHDMIセレクターのおかげで光入力も不要になりもうSound Blaster要らないのではと思いました。