HPのノートパソコンのバッテリーがヘタったのでアリエクスプレスで輸入して交換してみた話です。(2020年版)
前回までのあらすじ
このノートパソコンのバッテリー交換は過去にやっています。当時は、バッテリーの膨張と初めてのアリエクスプレスからの輸入でドキドキでした。前回のバッテリー交換から1年経過しているとなると面構えが違います。
準備とか
今回はと言うとバッテリーがヘタった、つまり満充電できなくなったので交換することにしました。最大81%で止まってしまいます。
そのついでにSSDを480GBのものに交換します。
道具はそれとなく準備しましたがプラスドライバーとギターピックのようなもので十分です。
バッテリーはコレです。BP02XLを買えば間違いありません。実はSSDのほうを先に注文したのですが入荷待ちだったのでアリエクスプレスからバッテリーが届くほうが早かったです。注文から手元に届くまで約3週間ほどでした。左が1年前のもので、右が今回新しく交換するものです。
とても重要なデータなので書きますがこのモデルは「HP Pavilion 15-au011tu」です。コレ以外のモデルは知りません。
データを移すため今回はAcronis True Image 2019を使用します。過去に何度もお世話になりました。去年は本当に何度もです。面倒なことが起きないようにLinuxメディアにします。Windowsメディアではできません。
16GBのSDカードにはAcronis True Imageのブータブルメディアを保存してSATA-USB3.0変換ケーブルは後でノートパソコンから取り出したSSDを装着します。
分解
ということで分解していきます。といっても見えているネジをすべて外して見えないところは1箇所あるのでそれをプラスドライバーで外して終わりです。
液晶のヒンジに近い側の足だけは外して下のネジを外す必要があります。手前の足は外す必要はありません。
真ん中あたりのネジはドライブの固定に使われているので引っ張りながら取り外せばドライブが外れます。
ネジは位置がわかるように外しておいておくといいです。
ピックのようなものと謎の棒でプラスチックの爪を外していきます。
ドライブ側のプラスチックが外しやすいのでここから外していきます。
液晶の下側にも爪があるので忘れずに。
ということで外れました。
中身はこんな感じです。ブログには上げていませんがそれ以前に256GBのSSDとメモリを交換しています。
バッテリーのケーブルを外します。
純正のバッテリーはすでにリサイクルされているので以前に取り付けたものと今回取り付けるものの比較です。だいたい似たようなものです。
面白いことに以前のものは若干膨らんでいます。
そしてネジ3箇所を外して交換して終わりです。ぴったりです。SSDの交換をするのでケーブルはまだ接続しません。
前回はクルーシャルでした。256GBはいまどき少なすぎます。
スペーサーが挟まっているのでそれに習ってスペーサーを取り付けます。SSDを購入した当時はそんなこと気にしていませんでした。無くてもきっとなんとかなります。
ということで、ファンを掃除して完成です。今回はグリスの塗替えなどはしません。正直なところ5年に1回くらいでいいと思います。あとはもと来た手順を逆にたどって終わりです。
Acronis True Imageで復元
ここからは復元をしていきます。
このノートパソコンにはSDカードを読み込めるドライブが付いているのですがそこからSDカードをブートすることはできないのでUSBのSDカードドライブを使用します。USBメモリがあれば考える必要のないことです。Acronisが起動してから以前のSSDを接続します。
面倒なので全部自動にします。私が使うわけではないので手抜きできるところは手を抜いていきます。
ということで無事起動しました。
認識しているので当分問題ないでしょう。壊れたらまたブログのネタにします。爆発は笑えないのでしてほしくないですね。
復元ドライブがすこし大きい気がしますがシステムドライブが十分大きくなったのでこれでいいでしょう。
ということで無事終わりました。バッテリーはテストされたものが出荷されているそうです。100%まで充電することができました。
バッテリーはリチウムイオン電池なので以前の記事に書いてある通り町の電気屋さんのリサイクルボックスに入れればいいです。加盟店かどうかはサイトがあるので確認するといいです。